もうすぐ十五夜だそうです。
・・・と言っても、「十五夜」がいつ??ということは私もあまり詳しくなくて、調べてみると旧暦だと8月15日で、新暦では9月初旬から10月初旬の間とか。(毎年変わるらしい…)
ちなみに、今年の十五夜は9月25日らしいです。
ところで、十五夜と言えば、月でうさぎが餅つきしてる姿が思い出されますが、月にうさぎが住んでいるという話はどこからきたのでしょうか?
(今回の記事ちょっと長めですが、最後まで読んでいただけるとうれしいです。)
今週の『日経新聞・プラス1』に、とても興味深いこんな話が出ていました。
以下、9月15日掲載文抜粋(*一部省略しています。)
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ある日、帝釈天(※元々インドの神様。仏教の広まりののち仏法守護神に。)が動物たちに食べ物を求めた。
しかし、何も渡すものがないウサギは、自分を食べてもらうため、
火に飛び込んだ。
その自己犠牲の精神に心打たれた帝釈天はウサギを月に運んで住まわせた-----。
実は「月にウサギが」という話はアジア各地で語り継がれる。
日本にも仏教とともに入ってきたようだ。
モチつきをしている姿も中国からの影響らしい。
著書に『ウサギの日本文化史』がある帝塚山大学人文化学部の赤田光男教授によると、道教の仙人譚(たん)に月に住むウサギとヒキガエルが長命の薬を臼でついているという話がある。
いつの間にかヒキガエルがいなくなり、薬がモチに変わったというわけだ。
月に住むウサギのモデルは野生のノウサギ。
ペットショップや小学校の飼育小屋で目にするカイウサギとは
生態がちょっと違う。まず、人になつかない。
孤独を愛する割に繁殖力は旺盛だ。
日本では仏教や民間伝承が相まって、産神(うぶがみ)などとして
あがめてきた。
月は、その満ち欠けで暦を伝える豊穣(ほうじょう)の神であり、
潮の満ち引きに影響を与える水の支配者でもあった。
夜行性の強いウサギと夜を照らす月は
「安産や子育ての神性を持つ聖体とみられてきた。」(赤田さん)
モチをつく姿には男女の営みを表すとの説もある。
すばしっこく、すぐ姿を消す。耳が羽のように長く、前脚に比べ後ろ脚が非常に発達し、飛ぶように跳ねる。そんな鳥と獣の中間という姿も、神や「神の使い」と人々に思わせるのに十分な説得力があった。
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・・・と、まあ、このような神話的な内容です。
最初の、帝釈天とウサギの話を調べてみたところ、火に飛び込んだウサギの焦げた皮を月に飾ったものが、月の模様になっているというストーリーを発見!
(詳しいお話がこちらで紹介されてます☆)
この焦げちゃったウサギさんは、帝釈天の手により、焦げた皮を剥いでもらった後、元のフサフサの毛に戻り生き返ったそうです♪
ホッ(´▽`)
そういえば、『因幡の白兎』という有名な日本神話にもウサギが主役で登場しますよね。
ウサギって古来より神秘的な動物だったんでしょうか。。。
そして、、、
月は、天寿をまっとうし、この世を去ったウサギさんが帰る場所とも言われています。
亡くなった動物たちが渡る『虹の橋』というステキな詩がありますが、天国の少し手前にある虹の橋は、うさぎさんバージョンだと、
月の少し手前にあるそうです。
先日9月14日、この虹の橋を渡り、月に帰ったうさぎさんがいます。
「うさねこママのドタバタ日記」のナッチと愛ちゃんさんの愛兎
ナツくんです。
享年5歳と2ヵ月でした。
ナツくんのママさんは、私が‘うさブログ’を始めた初期(当初、楽天ブログを使ってました)の頃から繋がりのあるうさ友さんですが、私のうさ友さんのうさぎさんの死を知ったのは、今回が初めてのことでした。
それまでも、たまたま通りかかったブログや、直接接点はないですがうさ友さんを通じて間接的に知った、月に帰ったうさぎさんのことを読むたび何度も涙してきたのですが、この度のナツくんのことは、まるで自分の友達が突然いなくなってしまったような、、、深い悲しさ…強い寂しさに襲われました。
ナツくんの危篤を聞いて「きっと・・・絶対助かる!」と信じて祈っていたのですが、叶いませんでした。。。
それ以来、日に何度もナツくんのことを考えてしまい、涙が自然に溢れてきます。
会ったことのないナツくんですが、可愛く元気に愉快な姿をいつもブログで見ていたので、私の実際の友達のペットより、ずっとずっと近いところに居たんだ・・・と思います。
もう、お葬式を済まされたそうで、きっと今頃ナツくんは、月のお友達と出会い仲良く遊んでいることでしょう。
ナツくんは、生前奥さんだったぬいぐるみのシロちゃんと一緒に旅立ちました。虹の橋の向こうの月にいるナツくんの姿が、きっとこんな風ではないだろうかと思い描いてみました。
永遠にお茶目なナツくんです
ナツくん、月にはお友達がこんなにたくさんいるよ!!
ガールフレンドも、よりどりみどりだよ!!
↓
月のうさぎを偲ぶ会
私はブログでたくさんのうさ友さんと出会いました。
まだ若いうさぎさんが多いのですが、この先・・・それが何年先になるかわかりませんが、いつかまた今回のような体験をする日が来ると思います。
私自身も過去に最愛のペットをなくした経験はありますが、ほぼ毎日見ているブログのお友達のうさぎさんとの別れは、それに近い悲しみでした・・・。
私ですらこんななので、ナツくんのママさん、そしてパパさんの悲しみが如何ばかりかと想うと、より一層胸が痛みます。。。
きっと虹の橋で・・・お月さまで、幸せに暮らしていること、
その場所が、この先旅立つうさぎさんたちが、楽しく安らげる場所であることを願わずにはいられません。
スミマセン・・・コメントのお返事、
少しお日にちいただいておりますm(_ _)m
ルビー