りりが使っているこのピンクのエリザベス・カラーは、
おそらく小型の犬や猫用のものと思われるものを
首周りに合わせ、小さくカット して使っています。
首に直接触れるところは、
レザーのような素材(たぶんフェイク)で縁取られているので、
肌あたりがソフトになっています。
ピンク色にダークブラウンで、アポロチョコのような色合いが
可愛くて、飼い主も結構お気に入り
カラーを初めて着けた日の夕方、
ふと見ると、もう1ヶ所
ダークブラウンで
彩られたところが、、、
「ん?ここのところ茶色だったっけ?(・_・)」
よーーーく見ると、、、
ギャアァァァ!!!
(※飼い主の良心により、モザイク。)
うさ飼いの皆さんには、コレが何か
察しがつきますよね?
そう、、、
『盲腸糞』です。
りりのカラー生活が始まり、最も大変だったのが
『食糞』・・・
このリリブロ、うれしいことに
うさ飼いさん以外の人にも多く読んでいただいているようで
うさぎの『食糞』を知らない人は、
「食? 糞?! えぇっ!??」
・・・と思われたことでしょう。( ̄▽ ̄;)
うさぎはコロコロの丸い●(糞)とは別に
1日に数回に分けて、『盲腸糞』と呼ばれる
ブドウの房のような形の、しっとりとした糞をするのですが
これには素晴らしい栄養が詰まっているそうなのです。
うさぎは、その盲腸糞を、直接お尻に口を持って行き食べるので、
食べ残しがない以上は、飼い主は普段あまり目にすることがない
糞なのであります。
りりは、カラーを着けたことにより、お腹の傷口には届かないけど
がんばるとお尻には口が届くようで、
何個かはまともに食べることができてるようですが、
失敗すると、上の写真のようにカラーに盲腸糞が付いてしまい
その後始末が大変( ̄□ ̄;)
まだ形状をとどめた状態で、糞が付いているといいのですが
潰れたものが表にも内側にもベッタリ付いてたり、
カラーの張り合わせ(2枚構造になってる部分)の隙間に
入り込んでいるのを見ると、泣きたくなります。(ToT)
しかも、盲腸糞は、ニオイのないコロコロ●に比べ
独特の臭さがあり、乾くとガビガビ・カチカチになって
とっても落としにくくなるので、カラーへの付着を見つけ次第
ふき取ってあげないといけないのです!
我が家でスタンバッてる
消臭剤たち。
(これらはほとんど、
ニコちゃんが赤ちゃんの頃
おもらし対策で揃えたものです・・・^^;)
カラーの盲腸糞落とし&消臭に役立ってくれたのが
一番左の「うさぎ・小動物用 天然消臭」。
ペットが舐めても大丈夫+グルーミングにも使えるものだそうなので
りりがペロペロ舐めるカラーの内側の吹き取りにも
気にせず安心して使えました♪
さて、うさぎが盲腸糞をする時間帯ですが、
飼育書やネットで得た情報によると、
「夜中から午前中にかけて・・・」とあるのをよく見たので、
我が家もてっきりそうなんだと思ってたんですが、
今回のことがあり、初めてりりの盲腸糞の時間がわかりました。
カラー装着後、午前中トイレに落としているのを1度だけ見たんだけど、
どうも普段は、13時から17時ごろの間にするのが、メインのようです。
(※りりの場合)
この時間帯で、毎日きっちり何時にすると決まっていないので
1時間おきぐらいにチェックに行きます。
盲腸糞をしそうな場所に、あらかじめトラップを仕掛けて
(幸いりりは、ケージの金網の下にうまく落としてくれるので、
‘キッチンペーパータオル’を金網の下に敷いていました)
食べ損じた盲腸糞を捕獲。
それを、先日買っておいた‘ペーパーボウル’をカットして作った
皿の上に乗せ、りりが食べやすい場所に置きます。
(↑ 不機嫌MAXの瞬間)
なんだかんだと
言いつつも・・・
興味をそそったようで
食べてるし♪
でも、お皿に乗せたものも、食べ方を失敗すると
またカラーにくっつけかねないので、、、
結局、ペーパータオルの上に捕らえた盲腸糞を
口元に持って行き、そのまま食べてもらうということが
ほとんどです。(^^;)
そう!盲腸糞は、鮮度が大事!
時間が経って、ちょっとでも表面が乾いてくると
もう食べなくなっちゃうんです。。。
しかし、カラー生活で食糞タイムを重ねるうちに
りりも慣れてきて、うまい具合に直食に成功する率が高くなりました。
良い時は、1日盲腸糞が落ちてるのを見ないし、
カラーも汚してないんです。
そんながんばったカラー生活とも、
いよいよサヨナラする時が近付いてきました。
今日の通院で、外せるかな?(*^^*)
(*前回6月12日記事へのコメントのお礼)
チャイママさん、Lauraさん、さとさん、
もこさん、しろんママさん、かいじゅうさん、
ちゃりパパさん、まるさん、azzさん
・・・ありがとう!!