「初めてのルカの病気」の続きです。
新型コロナウイルスで、変わってしまった日常や風景とともに
記録しておきます。
これを書いている現在は、すっかり元気になっているルカです♪
ルカの回帰祝いにやってきたサラと♪(4月15日撮影)
病院内のやり取りは、この日かなり動揺があったので、先生の会話や診察内容、うろ覚えのところがありますが、だいたいこんな感じだった…という記憶を元に記しています。
4月8日
20時過ぎ
病院から処置が終わったという電話が入り、病院へ戻りました。
その時、ほかに親子と思われる1組の飼い主さんが座っていました。
たぶん、ペットの治療が終わるのを待っている様子でした。
子供のほうは、ゲーム機に夢中になっていました。
一人でお留守番ができない環境なのかはわかりませんが・・・
動物病院に、親子・夫婦・カップル、2人以上で来ているのは、よく見る光景です。
いつもなら全然気にならない光景ですが、新型コロナウイルスが蔓延中のこの時期、1匹の付き添いに2人以上で来るのは考え物です。ただでさえ、狭い待合室です。
(パパとお留守番のサラ恵先生)
すぐに名前を呼ばれ、診察室に入ると、キャリーを手に持った先生。
中にはルカがいます。
私「さっき主人とも話したんですが、もし、入院させたほうが良いようであれば、、、」
先生「大丈夫ですよ。」
お話を聞くと、その日の1時間の治療で、皮下点滴を行える状態に戻るまでに胃に溜まっていた物が減少したようで(※胃がパンパンの状態で、何かを入れる行為は危険だそうです)、保温により冷えていた体も復活していました。
私「じゃあ、すぐに命がどうこうの危険とかは…」
先生「大丈夫です。」
この時、どういった処置をしたとかいう話をされたと思うのですが、ルカがとりあえずは危機的状態を脱したことでホっとしたのと、外から歩いて来た有酸素運動状態で、頭が鈍くなっていて、完全に右から左・・・
あとから見た診療明細書には「注射・皮下補液・レントゲン・内服薬」の明記のみだったので、おそらく1時間前に聞いていた局部麻酔で鼻から管を通して、、、というのは、ルカの様子を見る限りは行われてない(やらずに済んだ?)ように思われました。
帰りにもらった内服薬に「胃腸運動調整薬」というのがあったので、この日の「注射」はそれと同じ役割のものだったのかもしれません。
また後日、ちゃんと話を聞く必要があります。
このあと重要なのが、帰宅してから食欲が戻るかどうか?です。
先生「いつも食べてる量の7~8割ぐらい戻れば良いのですが、戻らなければ、明日も注射に来てください。」
翌日は病院が休診日でしたが、院内にルカの症状に対応できる他の先生がいらっしゃるので、午前中私が来れる時間に、病院を開けておいてくれるとのことでした。
今後の食欲の戻り方次第では、しばらく通院が必要になるかも…、と。
食欲が戻るまでに、おそらく今夜はまだどうかな?っといった感じでした。
翌日、注射に行くかは、朝の食べ方を見てください、と。
私「この子、いつもペレットだらだら食べるので、午前中病院行くまでの間に7~8割を見極めれるかどうか…」
先生「最初の食いつき方を見てください。」
そうか
ルカが大好きなものをあげれば、食いつき方で回復の度合いがわかります。
(これでもウサ飼い歴14年です…)
さらに、先生から「家に帰ってから、ケージ内を温めてください。」と言われました。
「うちのリビングはいつも室温高くて、今日の午前中もリビングのケージ周りは24℃ぐらいあったのですが…」と言うと、この状態のルカには「26~27℃」ぐらいでも良いとのことでした。
マジで?平常時なら、クーラーをつけちゃうような温度です
ペット用のヒーターがあれば、ケージ内に入れることを勧められました。
りりニコ時代の10年以上前に買ったヒーターがありますが、
ほとんど使ったことがありませんでした。
アレってまだ使えるのかな・・・
「ルカにヒーターの上を避けられたら?」の質問には、
「ケージを毛布などで覆って下さい」と教えていただきました。
暖冬の年も多く、真冬でもエアコンだけで十分暖かい我が家のリビングでは、やったことはありませんでしたが、うさぎ本などに、真冬の防寒対策としてよく書いてある方法です。
そうか
その手があったか
(くどいようですが、これでもウサ飼い歴14年です…)
先生から、薬を10日ぶん出しますが、粉末と錠剤のどちらが良いか尋ねられました。
ルカはこれが初めての病気で、今まで薬を飲んだことがありません。
「ルカ、薬ちゃんと飲んでくれるかな…」
初めての物を敬遠することが多いルカなだけに、不安がよぎります。
りりは、❛バナナ薬サンド❜で粉末も錠剤もクリアできました。
ニコちゃんは、甘いシロップに溶かした粉末や液体を
シリンジで喜んで飲む子でした。
ルカは、、、、、
どうしよ~~~~~
そこで、昨年からルカとサラに与えている免疫力を上げるために与えているサプリを、ルカだけどうやっても食べなかったのに、毛球除去剤の『ラビットヘアボールリリーフ』に絡めたら喜んで食べてくれるようになったことを思い出し、その方法でも良いかを聞くと、「それで良いですよ」と。
毛球除去剤『ラビットヘアボールリリーフ』↑
なので、サプリと同じ錠剤で処方していただくことに。
ちなみに、上記サプリですが、今ではルカはそのまま食べれるようになっています♪
サラは初っ端から、なんの躊躇もなくボリボリ食べてました…( ̄▽ ̄;)
無事にこの日の診察が終わり、
お会計を済ませ、薬をいただいて、タクシーを呼びました。
タクシーに乗り、行き先を告げます。
ルカのキャリーは私の膝の上に。
(いつも、1ウサのみの移動では必ずキャリーを膝の上に乗せ、中のウサが揺さぶられないよう、両手で支えてできるだけ平衡を保つようにしています)
走り出してすぐ、運転手さんが「窓、開けます?」と聞いて来たので
「あ、はい、、、そうですね」と返答。
せっかく温まったルカの体のことが心配になりましたが、まだ車内が暖かかったことと、高速入ったら閉めればいいし(※高速まではすぐ)、車内温が気になったら暖房を強めてもらえばいっか~、運転手さんも私に対して不安よね・・・と考え、少しの間開けてもらうことに。
運転席と助手席の上部を少し開けた状態で走り出し、私も後部座席を少しだけ開けました。
パパに「ルカ連れて帰れる、もうタクシーに乗った。帰ったらソッコーお風呂入るから、沸かしといてー」とLINE送信
その時、
ウィィィーーン 、、、 と窓を閉める音。
スマホを見ていた顔を上げると、高速に入った途端、特に確認するでもなく前座席の両窓を無言で閉める運転手さん。
連られて私も自分の横の窓を閉めました。
、、、と、その時、
数秒前に瞼に焼き付いた映像がプレイバック!
あらためて、運転手さんの斜め後ろ姿・・・頭部を見返しました。
あれ?
マスク紐が、、、(・ω・;)
な・い・・??
再度目を凝らしましたが、
やっぱりない!! Σ(゜゜;)
この運転手さん、
マスクしてないじゃんっ!!!
(||゚Д゚)ヒィィィィ!
私は、2月上旬頃から、交通機関は電車は避け、タクシーをよく利用していました。
タクシーも密室状態で危険ですが、密度の高い電車よりはマシかな…という心理です。先月あたりから、電車も窓を開けている車両が増えたので、人の少なそうな時間帯に何度か利用しましたが、できるだけ接触者は少なくありたいので、タクシーのほうをよく使っていました。
早い時期に、コロナウィルスに感染した一人にタクシー運転手がいたということもあり、その頃から、どこのタクシー運転手さんもマスクをするようになったと思います。
少なくとも、都内で私が利用したタクシー運転手のマスク率は100%でした。
その夜利用したタクシー会社は、その界隈では名の知れた会社です。
コロナウイルス対策は、ばっちり指導しているはず。
なのに、マスクなしですと
しかも、その日は、緊急事態宣言が出た日。
大多数の国民が緊迫していた日です。
私は、この運転手がマスクをしていない理由を考えてみました。
1.この運転手は、早い時期に感染し、もう治って抗体と免疫を持っている
2.現在感染が確定し「俺は妖精だ!」と自暴自棄になって仕事している
3.コロナに感染願望のある変わってる人
4.マスクにアレルギーがあって、着用すると業務に支障が出る体質
5.待機中マスクしたまま飲み物を飲んでしまい、使用不可能に
6.情報が更新されず、いまだにマスクは無意味だと信じている
7.新型コロナウイルスに対して本当に無知である
(そうなると「窓開けます?」と聞いてくることに矛盾が生じる)
8.実は私には見えないマスクをしている
9.10.11.・・・まだまだ出てくるけど省略…
「あの~、、、なんでマスクしてないんですか?」
なんて聞いちゃって、もしキレるような人だったら怖い・・・
今、高速走ってるし・・・
しかも、なんかこの人、めっちゃ飛ばしてるし・・・
ここでうっかり話しかけて、会話が成立したとしても、それもヤバイ。
閉め切った車内にマイクロ飛沫が浮遊することになる。
運転手さんの中には、たまに、無意識に顏をこちらに向けて話す人がいる。
この人の口を開かせたらダメだ。うん。
あと15分以内には着く。このまま家まで沈黙を保とう・・・
私の持っているコロナ知識が高速で頭の中を駆け巡ります。
ルカはというと、この日のキャリーの両側面に小窓があるのですが、その窓の位置に体を寄せていて、そこに私が片方の手の指を入れ、ルカの体の脇を撫で続けてあげると、それが気持ちいいらしく、揺れで少し体が動いても、また私の指のあるところへ体を寄せに戻ってくる。。。ということを繰り返していて、落ち着いているようでした。
そんなルカの様子が伝わってきて、この日一緒に家に帰ることができて、本当に良かったと思いました
小窓に体を寄せるルカのイメージ(※別の日に撮影)
夜も高速ガラガラで、家の前に無事到着。
到着した瞬間窓を開け(←普通に考えると謎の行動)、決済は後部座席のタッチパネルリーダーで行い、必要最小限の会話でタクシーを降りました。
ちなみに、これを書いている4月20日で最初の通院から12日が経ちますが、私自身は今のところ何か症状が出たりといったことはありません。
運転手さんも無事であることを願います
家に入ると、玄関で脱げる服を脱ぎ、手を洗って、うがいをして、水分補給。
(↑最近帰宅後はいつもこの流れ)
それからルカをキャリーから出しました。
帰宅後のルカの様子は、次回につづきます-----
つづき早く書けよ!の
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