東大動物医療センターでの診断


今回は、前々回で前置きしたとおり、
りり『東京大学動物医療センター』
(東京大学大学院農学生命科学研究科)での
「白内障」診断結果の話を書きます。


そのほかにも、りりの兄弟の話や、
これまでの記事で公表していなかったことも書きます。








--- これから書く内容・名称は、今回関わりのある飼い主さんの
   ご協力と賛同の元、記事にさせていただいております。
   すべて実際に起こった話です。 飼い主さんからご了承を得たお話は
   聞いた内容をできるだけ忠実に記載させていただきました。

   尚、病院の先生方に聞いたお話は、なるべく忠実に書くように
   努力しておりますが、私が文章で説明する際、自分の中で
   わかりやすく変換している部分もありますことを、ご了承ください。---






1月19日
この日向かった『東京大学動物医療センター』(*以下「東大」)では
予約時間が午前10時半でしたが、受付後
名前を呼ばれるまで、1時間は待ちました。

待合室は、人間の総合病院のように広さがあり
テレビや自動販売機、雑誌類も動物関係以外の書籍や
マンガなども置かれています。


ここでは、りり1匹の診察に
3人の先生が立ち会いました。

最初に外科の先生との問診。
それから、診察・検査のために
30分ほどりりを預け、
その後、眼科専門の先生小動物専門の先生から診断結果を聞きます。


この3人の先生は、12月まさむねくんを診た先生方と一緒です。
あやかさんが、まさむねくんの血統書・家系図のコピーを渡していたので、りりのことも、まさむねくんの姉弟だとすぐに気付かれたようで
話がスムーズでした。
私も、この日、りりの血統書コピーと家系図を、資料として提出しました。




そして、診断結果です。


眼科先生は、まず
りりの白内障は)「遺伝の可能性が高いでしょう」
おっしゃられました。
そして、現在の症状について、人間の眼球の構造の絵と
りりの目の奥を撮影した写真(2枚ぐらいあったかな?)
私の前に置き、説明を始めました。


白内障以外に、ほかに目の異常はなし」
しかし、りりの場合(恐らく、‘モヤのようなボンヤリしたもの’と聞いている
まさむねくんの現状と比較してだと思いますが)

「水晶体の周りにも症状の広がりが見られる」ということで、
目のイラストにその様子を、「こんな風に・・・」と書いてくれました。

画像左下のようなカンジです。

そして、眼球の構造をカメラに例えた説明をしていただき、りりの目の奥を撮った写真(*『眼底写真』というものだと思います)では一番奥までクリアに写っているので、りりの目から景色を見たときに
現在白くなっている中心は
何か障害物があるように見えるけど、
それ以外は、ちゃんと見えていること、
今後徐々に進行はして行くが
(*進行速度はわからない)
すぐに真っ白になることはない・・・ということでした。

すぐに真っ白になる白内障は、この時に見せてもらったりりの目の奥の写真のように、奥までキレイに見えないとのことです。



この時、りりのは症状の広がりが見られるということに動揺して
昨年末心配事として再浮上し、あれだけ気になっていた
『Ez(エンセファリトゾーン)』との関連を聞きそびれ、
一度診察室を出たあとに思い出し確認したのですが、
水晶体にEzの状態は見られず、関係はないということでした。
(ヨカッタ〜(´▽`)




そして、これから少しでも進行を抑制していくのに、
目薬よりこっちのほうが効果があるのではないかと言われているらしい
(眼科医師内でか、獣医師内でか定かじゃないですが)
サプリメントを勧められました。


サプリメントは、まさむねくんも摂り入れているもので
「メニわんEye」という名前のものです。


元々、犬・猫用のもので、東大でうさぎに出したのは、まさむねくんが初めてなんだそうです。(つまり、りりは2匹目。)

犬・猫用のサプリのことは、りりの掛かり付け『今川どうぶつ病院』でも耳にしていましたが、
うさぎへの安全性・効果がわからないと言われていました。


このサプリは、‘アスタキサンチン’という物質が入っています。
ここ ↓ 読んでもらうとおわかりになるかと思いますが、
(●Wikipediaより→『アスタキサンチン』
うさぎが普段食べる物と縁遠いものなので「うさぎに海由来のもの
…と思ったのですが、眼科先生は小動物の先生に確認し、
成分的にうさぎが摂っても問題ないということでした。

ただ、犬・猫でも、稀にお腹が緩くなる子がいるそうなので
その点は、注意して様子を見るよう言われました。




実は、‘人間の白内障’(の抑制)には、
目薬は効果がないということがわかってきたそうです。
(※‘立証されている’と言ってたかもしれませんが、失念…

しかし、ほかの動物全般に、これが当てはまるかは何とも言えないそうで、りりの場合も、目薬をストップしていいと言えないと、
サプリと、これまでどおり点眼も行っていくことになりました。


来院から、サプリを朝晩1/2錠ずつ摂っていますが、
今のところ体に変調はありません。(*まさむねくんも同じく。)




りりの現在の症状が、昨年5月の発覚時からこうだったのか
その時より進行してこうなっているのか・・・。
実際、目薬もサプリも効果がどうでるかが
また今後データが出ると思います。

今のところ、りり点眼&サプリまさむねくんがサプリのみ
むくくんチロルちゃん点眼のみ

(このサプリの話、目薬の話は、ころもさん・うびさん宅にもすでにお伝えしてますが、やはり各主治医の考えが異なることもありまして、今後治療に
サプリを取り入れるかどうかの判断は、各飼い主さんに委ねています。
病院以外でも購入可能なものですが、ほかの原因で白内障になっている
うさぎさんの飼い主さんで、関心のある方は、用法・用量について
必ず獣医の診断を仰いでください。)



りりは、これまでどおり、2ヶ月置きに『今川どうぶつ病院』で診てもらい、
何か異常があれば、東大へ・・・ということになりました。
でも、周期的に東大へも行こうと思っています。





ここで、いきなり話が飛びますが、
チロルちゃんの現状をお話します。

チロルちゃんも1月に入ってすぐ、
成城にある
『こばやし動物病院』の眼科診療
『eye vet』で目を診てもらいました。
(※東大と同じく、受診にはホームドクターからの紹介・予約が必要)


チロルちゃんの現在の白内障の状態は、水晶体の表面に点々と白く見える部分がある「見つけるのが大変だったでしょう」・・・と言われるほどの
本当に初期の状態だそうです。

そしてチロルちゃんも、Ezが原因ではないと言われ
ほかに外傷もなく、眼圧、眼底も大丈夫。

・・・とのことなのですが、
‘今の状態’は「先天的なものではない」と言われたそうです。
(※どうゆう状態だから、そうだ…といった見分け的な話は聞いていません)
そして、
「ほかの兄弟が、遺伝が原因の白内障になっているなら
チロルちゃんも)この先、遺伝性の白内障になるかもしれない」と・・・。

ちょっと意味がわかりにくい部分もあるのですが
(※うびさんのお母様からこのように聞いています)
今のチロルちゃんの白内障は、つまり、後天的なもの(生まれてから
徐々にできたもの)であろう…ということのようですが、
なぜ白内障になっているのか、、、その原因は不明


チロルちゃんがこれまで掛かった3軒の病院で明らかなのは、
チロルちゃんも原因は特定できないが、若年性白内障である。
それだけは、ゆるぎのないことのようです。




・・・話、戻します。

以上の話を東大の眼科先生に伝えたところ、
水晶体を‘葡萄’に例え、皮・実・種とした場合、
おそらく、チロルちゃんの白内障は、現在‘皮’の部分のみで、
りりのは、‘実’まで達してきている・・・と言われました。
なるほど・・・。


あと、チロルちゃんの場合、成城の病院の先生に
現在の症状は‘進行しない’と言われたそうです。
それについて、東大の先生は、絶対進行しないとは言えない
みたいでしたが、そういった場合もある…ようなことを言ってました。



それから、
まさむねくんの診断時に「先天性」
言われたことについては、
家系図の中で
これだけ白内障の子がいるので
それ以外のことが考えにくいから、、、ということでした。



(※人間のものですが、「先天性白内障」について
わかりやすい記述を見つけたので貼っておきます。
http://www.cataract-g.com/kind/page8.html




ここで、重大なことを書かねばなりません。


私の元に入ってきている情報で、まさむねくん以降
りりたちの血縁うさぎで、また新たに白内障の子が見つかっています。
(正確な数は今は書けません…ゴメンなさい…)

(共通のうさ友さんたちにご心配をかけるといけないので、ちゃんと書きますが
私の作った家系図の中に顔の出ている子ではありません。)



このことも、先生方には伝えています。


確かに、これだけ血縁うさぎに白内障の子が見つかり、
Ezでもなく外傷やほかの異常もなければ、辿り着く原因は
もうそれ(遺伝)しかないのかもしれません。。。


外科の先生からのお話で
東大では、検査で白内障遺伝子を持っているかどうかがわかる
ようなことを聞いていますが、これはりり1匹を調べて
どうにかなる話でもなく、非常に大掛かりなことらしいので
(やはり親の代以前も調べないといけないのでしょうね…)
実際問題、立証するのは容易ではないようです。

しかし、こういったことは、一般の動物病院では「まずムリ」と言われる
ことなのですが、大学病院だからこそ実現可能なこともある。。。という
この先困難にブチ当たったときに、希望が持てる話であります。




りり(及び、その兄弟たち)の白内障の原因は、今も断定できては
いませんが、心配が再浮上していたEzではないことがわかり、
新たな治療(抑制)方法や、現在の白内障の進行状況が確認できた
だけでも、東大まで足を運んだ甲斐があったと思っています。






さて、、、
昨年11月12日チロルちゃんのことを公表した後に
飼い主たちに起こった出来事、
そして、新たに浮かび上がった疑問を書きます。



11月18日
チロルちゃんの飼い主うびさん宅と話をしたうさぎのしっぽ代表者は、その時に、‘チロルちゃんの兄弟飼い主さんたちに連絡をする’と
言われたそうです。

しかし、その報告をうびさんより受けていた、チロルちゃんの
兄弟飼い主さんたちは、すぐにでも来ると思っていた連絡が
なかなか来ないことに、業を煮やしている様子でした。


その後、
12月28日に書いた記事の中に出てきた
うびさんのお母様経由で、代表者様に渡してもらい
故意に返事をしてもらえなかった、私が書いた幾つかの質問の中の
1つがこれ↓

『11月18日に○○さん(うびさん宅)に、チロルちゃんの兄弟にも今回のことを連絡するとおっしゃれてたそうですが、私の知る限りでは11月26日の時点で何も連絡はないそうです。それはなぜですか? 』


あやかさんの元に代表者様からやっと電話が掛かってきたのは、
その手紙が渡った11月28日から、8日後でした。

この時行われた会話や、ここ一月ほどの間に
ほかにも何人かの飼い主さんから聞いた話によると、
代表者様いわく、「父親が同じ兄弟に白内障が見つかっている」
(*まあ、これはその通りなんですが)

話を総合すると…何やら、父親が原因と取れるように
言っているようなのです。
そして、父親が同じ飼い主に連絡を行っている・・・とも。

この‘連絡’については、
ころもさんと私が働きかけていたことを
6ヶ月経って、やっと実行に出たのか・・・と思いました。
(父親が同じ兄弟でも、実際どこまで行っているかはわかりかねますが・・・。)


しかし、不可解なことが・・・


ころもさんも私も、遺伝的原因として疑わしいと聞いていたのは、父親ではなく
私が作った家系図の頂点に君臨する
りりたちの曾祖父‘RUSTY’なのです。

これは、昨年7月に、
代表者様と電話で話した時に
ころもさんと私、どちらも‘別々に’聞いていることです。

ならば、RUSTYの血を引くうさぎの飼い主すべてに連絡をすべきなのでは?
それが、私ところもさんの当初の願いでもあったのです。
(※画像はころもさんのむくくん



そして、もう一つ。。。


ころもさんが、
7月15日代表者様と電話でお話をした際、
こういったことを提案しています。

‘若年性白内障について、DMやHPなどで知らせて欲しい’…と。
店の都合で無理なら、店で生まれた姉弟については
書かなくていいから
、とも。

『遺伝からの可能性がある、こういう病気(若年性白内障)があります。
一般の人の肉眼では見付けにくい病気だから、
健康診断のときにでも、目を一度重点的に診てもらってください』
というだけの書き方でもいいから、
早期発見のため多くのうさ飼いさんに伝えて欲しい・・・と。


代表者様はそのころもさんの提案について
「ぜひやりたいと思う」・・・と、前向きな返事をされたそうで、
(2008年)にHPがリニューアル予定だから
そのときに「うさぎの病気」を大きくとりあげる項目を作って
その中で若年性白内障を取り上げたいと思う、と言ってたそうです。

このことを教えてもらい、私も期待をしていました。


しかし、その秋、聞いていた予定よりちょっと遅れて
HPのリニューアルがあったはあったのですが、
そういった記述はどこにも見当たりませんでした。


前述のうびさん宅より代表者様に渡してもらった私の質問にも
このことに触れています。
 ↓
『○○さん(ころもさん)が、□□さん(代表者様)と電話でお話した際、今回の件で、HPやDMで案内をするということを考えるとおっしゃられていたそうですが、いまだ行われていません。それはなぜですか? 』



さらに、12月18日---
この日、あやかさんも代表者様に
‘白内障という病気があることを、外へ向けて発信すること’
・・・という提案をしてます。

その返答でも
「しっぽのHPがリニューアル予定で、その時に、
うさぎの病気という中で白内障の事も載せていきたい。」
・・・と、ころもさんの時と同じようなことを聞いたそうです。


そして、2009年になり、私がHPのリニューアルに気付いたのは
10日ぐらい前(1月22日頃)だったでしょうか。
あやかさんから聞いたことを思い出し、
白内障のことに触れた記述を探しましたが、、、見当たりませんでした。

それどころか、8月31日の記事中にリンクをしていた
‘遺伝的な病気を排除して・・・’とか、‘近親交配だから…(どうの)’と
書かれたページの中身は、消されてしまってました。
http://www.rabbittail.com/usagi/usagi3.html


ころもさんの時も、あやかさんの時も、
口頭でやると言っていた事を、果たしてもらえなかったのです。
二人とも、それがなぜ行われていないのか
代表者様から理由は聞いていません。。。



りりむくくんの若年性白内障発覚以降
行われたうさぎのしっぽさんとのやり取りで、8月31日記事から
これまで、書かなかった(書けなかった)ことはいろいろありますが、
RUSTYの話』、『HPの話』も、その中の‘一部’です。


電話でのやり取りを含むので、あとで言った言わない問題に
発展しかねないことも危惧し、公表を控えていましたが、
チロルちゃん、まさむねくんの発覚以降も、
入ってくる情報により疑念はますます膨らむばかり・・・
不明瞭な部分、不信感が拭えず、私たちが聞いたことを明るみにすべきだと、関わった飼い主皆さんの了承を得、ここに書くことを決断しました。


これらは、すべて真実です。






私がこれらのことを書くべき、と思った理由がほかにもあります。


りりたちのことが起こった以降、
うさ飼いさんたちから届いたたくさんのメール・・・

そこで知ったのですが、
(うさぎのしっぽだけに限ったことではありませんが)
お迎えしたうさぎに対し、店側の誠意のない対応で
これまでにも、傷ついている飼い主さんたちが大勢います。
ここを読んでいる人たちに、そのことを知ってもらいたいと
思ったのです。

もちろん、とても親切なブリーダーさん、ショップ店員さんも
大勢いることを、私自身存じています。他店のうさぎの病気のことも、
本当に心配して力になっていただいたり・・・、うさ友さんたちから聞いた
温かいエピソードもいっぱい知っています。
しかし、悲しいことにそうじゃない話も・・・。


まだまだわからないことが多いうさぎの世界、、、

飼い主たちが、獣医さん以外で頼ってしまうのは、
専門店ではないでしょうか。
愛兎の出身店は「ふるさと」だと、特別な気持ちで思っている
飼い主さんは多いのでは?・・・
だからこそ、当然対応してもらえるべきだと思っていることを
ないがしろにされた時のショックは大きいのです。

私たちは、お迎えし今一緒に暮らしているうさぎたちを
家族・我が子のように思っています。

どうか、ブリーダーさん、専門店のスタッフさん、
飼い主たちの想いを裏切らないでほしいです。。。






今の私たちには、りりたちの白内障でこれまでわかっていること、
わかった治療法、この先わかるかもしれないことを、ここに書くことで
まだ見つかっていない親戚たち…これからまだ出てくるかもしれない
遺伝の可能性の白内障うさぎたちの飼い主さんに、
情報提供することしかできないと思います。

いつまでも、みんなの目に光が届くように、
私たち飼い主の顔を、その可愛い目で見つめてもらえるように…
進行を遅らせることのできる治療に専念するよう努めます。


そして、ここでりりたちの白内障の情報を発信している以上は
新たに現れた飼い主さんたちが、必要とされるようであれば
できる限り力になりたいと思っています。(*^^*)



(今朝のりり



今回も長い文章となりましたが、
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。




●2月25日・・・「私たちの愛うさは、大切な家族です。」




さて、次回の更新は、2月7日
いよいよ、第1回『ギャップ顔写真コンテスト』の結果発表です
お楽しみに〜〜(^▽^)

たくさんの投票ありがとございました!
確認のため、投票者のお名前一覧を作成いたしました。⇒こちら




結果発表に期待を込めて
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(*前回1月30日記事へのコメントのお礼)

ちゃりパパさん、ショコラママさん、ブロッサムさん
チャイママさん、がめらママさん、まるさん
りんさん、そららさん、のゆきさん、ジャスマムさん
ネガ∩_∩さん、 東京ファームさん
                      ・・・ありがとう!!

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