【必読】縫合糸の危険


一人でも多くの方にぜひ読んでいただきたいと思い
今回ご紹介させていただくのは、
MAHOROBA RABBITRYさんのブログ記事です。

         

「あなたの可愛いうさぎを守るために
ぜひ読んで下さい。」





手術の際の縫合糸の危険について書かれています。
私も、こんなことがあるなんて、初めて知り驚きました。

この話は、うさぎの避妊手術での出来事ですが、
避妊手術に限らず
この先、愛ウサが手術をせねばならない事態になった時のために
ぜひとも知っておいてほしい話です。

このトラブルは、犬・猫だともっと前から注意されていたようですので、
うさ飼いさん以外の方にもぜひ読んでほしいです。

少しでも早く、多くの方に読んでいただきたいと思い
リンクさせていただきました。





避妊手術においては
(私が、これまで知っているケースの中での話ですが)
術中に何か起きるよりも
無事に手術が終わって退院後の回復期に
トラブルが起きるケースをよく耳にします。

その一つが、‘縫合糸’にまつわるトラブルです。



ここから書く話は、私の身近で起こった話ですが
こちらもぜひ読んでいただければ幸いです。




昨年避妊手術をした、うさ友さんのうさちゃんは
退院後、食欲も排泄も順調に術前どおりに戻り
元気に過ごしていました。
(※お名前は伏せていますが、
飼い主さんから許可を得て掲載しています。)



ところが、手術から6日後様子がおかしくなり
すぐに病院で点滴をしてもらっても調子が戻らず
相当グッタリしていて、また翌日病院で
今度はレントゲンを撮ってもらったそうです。

すると、なんと、皮膚の下で
筋肉を縫った部分の縫合糸が切れていて、
その切れた糸の間から‘腸’がはみ出していたそうなのです。
(※皮膚の内側での話です。)

その縫合で使われていた糸というが、
自然にお腹の中に溶けていくとても細いタイプの糸だったのですが、
(*「吸収糸」というそうですね)
このうさちゃんは、退院後、家でお薬を飲む時に
毎回かなり嫌がって暴れていたせいで、お腹に圧力がかかり
それで切れてしまったようなのです。

すぐに再手術をしてもらい、腸を戻してもらって事無きを得ました。
再手術では、溶けない猫用に使う太い糸で縫ってもらったそうです。


これは皮膚の外から見てもわからなかったことで、
もしレントゲンを撮るのが遅れて、皮膚の下で出てしまっていた腸が
壊死してしまった場合、取り返しのつかないことになっていました。

(※溶ける糸も、すべてが切れやすいというわけではなく
切れやすいもの切れにくいものと、幾つか種類があるみたいです。)


そのうさちゃんは、再手術から4日後ぐらいから、食欲も元に戻り
エリザベスカラー生活を経て、予定通りに無事に抜糸を終わり
今はとっても元気に過ごしています。(*^^*)





縫合糸が切れた話をもう一つ・・・



覚えてる方もいらっしゃるかもしれませんが、
りりも、避妊手術後、再縫合の経験があります。→当時の記事

りりの場合は、太いワイヤーっぽいような(もしかしたらナイロン?)
硬さのある黒い糸で縫合されていましたが、上から貼っていた
テープを自分で剥がし、糸を噛み切ってしまいました。

幸い傷口が閉じていたのでよかったのですが
再縫合したため、抜糸まで長引くことになってしまいました。


‘嫌がる’‘ストレスになる’‘生活しずらいから’といた配慮で
エリザベスカラーを着けない病院も結構あるようなんですが、
同じように糸を噛み切った話で、‘傷口が開いて・・・’というのを
幾つか聞いたことがあります。

りりも、毛繕いを神経質なぐらいにする&
なんでも噛もうとする破壊女王タイプだったので
カラーは必須だったみたいで、、、
当然、再縫合後は、カラー生活を余儀なくされました。( ̄_ ̄;)


(2008年6月。懐かしの1枚…)


お腹にサポーターみたいなのを巻いてくれる病院もあるようですが、
りりだと、そういのも引っ張って噛み切ってそう・・・



術後、縫合箇所をどういった形でケアしていくか、、、
これも個体の性格を見極めて、十分な注意が必要ですよね。
万一様子がおかしいことがあれば、すぐに病院へ連絡を!




避妊手術(そのほかの手術も)は、麻酔や術中に何か起きないか
といったことを主に心配される方も多いと思いますが、
‘縫合糸’って、盲点ですよね。。。

これから手術をお考えの方は、縫合糸のこともぜひ確認していただき
こちらで起こった出来事が、2度と起きないことを切に願います。





◆「あなたの可愛いうさぎを守るためにぜひ読んで下さい。」
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