連鎖 --- 今度は異母弟に・・・---


今年2008年の下半期は、
私にとって、けして平穏とは言えない6ヶ月でした。





りりと、その‘同父母弟’のむくくん「若年性白内障」が5月にわかり
私とむくくんの飼い主ころもさんは、
りりたちの出身店『うさぎのしっぽ』さんとのやり取りを経て
8月31日、このことをブログで公表しました。


そして、9月にご連絡をくださった、うびさん宅の
チロルちゃん(*りりたちの異母妹)も同じ若年性白内障になったと
わかり、公表したのが11月のこと




実は、それからすぐチロルちゃんのあとに、
また白内障‘兄弟’が出てきたのです・・・



すでにリリブロでもご紹介していた、
チロルちゃんより約1ヶ月早く生まれたチロルちゃんの‘同父母兄’、
りりむくくんには
‘異母弟’にあたる

まさむねくん
(現在1歳3ヶ月)です。
(家系図)



飼い主あやかさん自身が、まさむねくんの目に白い物を見つけました。

そして、今月12月に入り、病院で若年性白内障と診断されたのです。



りりむくくん、チロルちゃん、に次いで、
まさむねくんは4匹目にわかった若年性白内障うさぎとなります。


そのことは、私たち飼い主にとって大変ショックなことでした。
むくくん、チロルちゃんの連絡を受けた時と同様に、
体中から血の気が引いていく感じが再び起こりました。
そして、同時に4匹目の兄弟白内障うさぎが現れたことで、
より遺伝の可能性が高まったのではないかと考えました。




しかし、まさむねくんの診断結果がわかる前に、
私たちには別の問題が持ち上がっていたのです。




《ここからとても長いですが、私たちに起こったこと、、、どうか最後まで目を通していただけますと幸いです。m_ _m 》





--- これから書く内容・名称は、今回関わりのある飼い主さんの
   ご協力と賛同の元、記事にさせていただいております。
   また、私が見聞きしたこと、すべて実際に起こった話です。

   尚、病院の先生方に聞いたお話は、なるべく忠実に書くように
   努力しておりますが、私が文章で説明する際、自分の中で
   わかりやすく変換している部分もありますことを、ご了承ください。---






それは、チロルちゃんのことをブログ公表後、再びチロルちゃんが
『さいとうラビットクリニック』に訪れた時の話です。


その日、うびさんから届いたメールには、
1回目の時の先生は「遺伝の可能性は高い」と言っていたのが、
(*当時の話)
2回目に診察をした院長先生が、
「遺伝というよりは、若年性白内障
90%が‘Ez(エンセファリトゾーン)’によるもの。残りの10%は、
遺伝だけでなくその他いろいろな原因が考えられる」

…とおっしゃられている・・・と。

そして、
「Ezの検査をして結果が出てから治療を始めるのではなく、
Ezの薬を飲ませるという形で治療をして行った方がいいという事で、
Ezの治療を始める事にして、薬を飲ませる事にしました」
…と。



え?ちょっと待って?

りりはEzの検査をして陰性、血液検査でほかの異常もなく、
目の外傷(例えば虹彩膿瘍などで白内障になるというのも
本で読んだことあります)
といったものもないのよ・・・?、
しかも、チロルちゃん、Ezの検査してないのに
結果もわからずなんで薬飲むの?・・・・・と思いますよね(・_・;)。

その時点では、
院長先生の話の内容がさっぱりわかりませんでした。。。

(ちなみにこの病院ではEzの検査はやっていないそうなのです。
検査を希望する場合、検査を受け付けている病院を紹介してくれるそうです。)







少し話が飛びますが、このころ、うびさんはチロルちゃんのことで心を痛め、それが健康状態に影響してくるまでになってしまったのです。。。

私は「何も考えず、ゆっくり休んでください。」と伝え、
Ezの治療の話については、うびさんの許可を得て、
私が直接ラビットクリニックの院長先生に問い合わせることにしました。
(*現在はうびさんのお母様とやり取りさせていただいています。^^)


すると院長先生は、
「若年性白内障=90%Ez」というのは、
‘推測’の話であり‘確率論’であると言います。
これについては、正確ではない・・・と。

ブドウ膜炎などからなる白内障については、原因がEzだろう・・・Ez以外考えにくいだろうと、アメリカの先生やイギリスの学者も「そう‘だろう’と‘思う’」という意見が多く、チロルちゃんの白内障(※ブドウ膜炎はない)も、Ez‘かもしれない’‘可能性として’、処置しようかなぁ・・・と、
駆虫薬を出されたそうです。
(*この薬を飲ませること自体は、害はないそうです。)


では、なぜ1回目に診てもらった先生は、‘遺伝の可能性’の話をしたのか?ほかにも、多くの先生が、‘遺伝の可能性’を口にしているのですが、それについてはどうお考えですか?
…と、聞いたところ、

そこら辺が10%の部分で、今回の一連の話を聞くと、
‘犬や猫と同じように、先天的、遺伝性である可能性が
自然と浮かんでしまうのではないか’・・・と。

ただ、うさぎのことは追っかけている状態で
それを調べようという人がいないので、解決のしようがない・・・、と
いうようなことも。



ほかにも、この前日に
うさぎをよく診てらっしゃる別の先生とお話しする機会があったのですが、「Ez(エンセの原虫)が、かく乱物質で逃れ、一時的に陰性になることがあったり、2〜3回検査して陰性だったのに、その後変化をし、4回目以降で陽性反応を見せたり…」、、、そういうことがあるとも聞きました。
あと、
Ezが原因と思われる症状で陽性反応を示し、駆虫薬の治療をし陰性になっても、また何年後かに陽性を示すケースもあったらしいです。


獣医たちの間でも、Ezはいまだ‘よくわからない厄介な物’
されていることは間違いないようですが、
ただ、中には、本当に『陰性』の子もいるらしいです。





当初、私がりりの白内障の原因がEzじゃないか?と
疑っていた頃の記事にも書いたかもしれませんが、
生きているうちは、Ezの原虫がEzの原因と思われる病気を起こしている場所から確認されるということはまずないそうで、死んで脳や眼球を取り出して調べても、それがわかることのほうが少ないらしいのです。

そして、これも書きましたが
Ezと疑わしき症状(例えば斜頚)が出て、Ez検査で反応が出ても、Ezの駆虫薬を飲まずとも、ほかの薬でその症状が治るということもあり、原因が必ずしもEzと結びつくとは限らないそうです。

Ez検査をすると、ほとんどの子が40倍〜160倍のグレーゾーンになるそうで、その場合は、2度目の検査を行って、抗体の変化を見る必要があるとされています。


そして、当時のりりの結果は、はっきりと『陰性』・・・


これは、どう考えればいいのか??
隠れEzの可能性も視野に入れ、もう一度検査をしてみるべきか?
でも2回目も陰性だったら、3回目も??
(ちなみに、ラビットクリニックの院長先生は、お電話でお話したときは、
Ez検査については「2回して陰性なら、陰性と言ってもいいかも・・・」と
おっしゃってました。)




そんなことを悶々と考えていたら、
サークルの中で私に背を向け寝そべっていたりりが、首を斜め後ろに向け、ものすごい怖い目で私を睨みつけていたのです。
ホラー映画でよくあるような、人形が振り向き目だけこっちを見ていた・・・みたいなそんなカンジです。

そのりりの様子はまるで、
「チッ、また余計なこと考えてるよ。-_-」…と言ってるようでした。


(※イメージです。こんなもんじゃ済まないもっともっと怖い顔してました



りり、変なこと考えてゴメンね〜(><)」と口で言いながらも
心では‘りり、本当はどうなの?’と、問いかけていました。。。




ちなみに、チロルちゃんはその後もEz検査を行っていません。
それはなぜかというと、チロルちゃんは病院でとても暴れるため、注射針を刺すこと・血液採取に至るまでの間が非常に危険ということを、別の病院で言われ、うびさん家族が話し合った結果、‘しない’という方向に決めたそうです。
(ラビットクリニックの院長先生も、Ez検査の結果が100%信頼できるものじゃなく、Ez検査を信用していないそうなので、検査しなくても良いと思う、とおっしゃてたそうです。)



とにかく、最初にりりがEzが‘陰性’だったことで
私自身その可能性をまったく排除していたわけで、
むくくんも、りりと母親が同じで(Ezは主に母体からの感染とされている)、ほかのうさぎと接触していないことから、その時診ていただいた先生からも、この原因についてEzは心配しなくていいでしょう…とおっしゃられていました。
なにより、りりむくくんの知らせを受けた『うさぎのしっぽ』代表者自身が、‘遺伝の可能性’を肯定していたのですから。。。

(ちなみに、ころもさんのお住まいの地域は、調べたところEz検査をしてくれるところがないらしく、現在の掛かりつけも車で1時間以上掛かるところです。)



私は、ラビットクリニックの院長先生の話を受け、
むくくんとチロルちゃんが、今(その時点で)検査をした場合の反応がどう出るかとても知りたかったのですが、むくくん、チロルちゃんに移動でかかる精神的負担や、少しでも危険を避けたいと思う飼い主さんの心情はものすご〜くわかるので、強く勧めるといったことはできませんでした・・・



12月に入り、またうびさん宅から
3回目に通院した時の院長先生の話をお伺いしたのですが、
まさむねくん(親戚4匹目・その時はまだ診断前)の話を出しても、
「うさぎの若年性白内障は、遺伝よりエンセの可能性が高い」
…とおしゃっていたそうです。


今まで、飼い主さん伝えや私が直接聞いて
何人かの先生の話が耳に入ってきましたが、
この見解を唱えているのが、こちらの病院の先生だけなのです。

(…とは言え、こちらの院長先生、私たちの疑問に対してちゃんと考えをお聞かせしてくれるので、原因のことはともかく、とても良い先生だと思っています。^^)





そして、りりの主治医の『今川どうぶつ病院』のA先生に
ラビットクリニックの院長先生のおっしゃっていたことを話しました。
A先生は、院長先生とは学会でもよく顔を合わせますよ…ってことで、
存じ上げていました。


Ezの‘可能性’として考えた場合、駆虫薬を飲むことは
その薬自体は害はないので、それも一つの方法でしょう、と。
否定はありませんでした。

ちなみに、当初私が、りりの白内障とEzを疑っていた時に
尋ねた時の見解⇒こちら

その時は
もし検査結果がグレーゾーンとなったら、駆虫薬を飲んで後日再検査をしましょうという話でしたが、でも、りりは、‘陰性’という結果だったので、それについては除外し、白内障のことは点眼で抑制していこう・・・となったのです。

A先生は、元々りりの白内障をEzと結び付けていなかったので、
りりの場合、検査結果が‘陰性’と出た時
そこでEzの話は終わってしまっていたのですが、
ラビットクリニックの院長先生がチロルちゃんに行っている
Ezと遺伝の両面からの‘可能性’としての治療や
その病院では検査を行わないという考えも、否定はされませんでした。



そして、その時抱いていた私の最大の疑問・・・

「もしEzが原因だった場合に、同じ父親の血を引く4匹がほぼ同時期に、
脳でもなく腎臓でもなく、目に・・・それもブドウ膜炎などでもなく、
みんながみんな若年性白内障を発症しているのは?」

・・・には、

‘同じ系統(家系)のうさぎ、しかも非常に近い関係で
そのぶん体質が似てくるので、
Ezだった場合、病気が発症するのも同じ場所になるのであろう’、と。
‘Ezが原因でない場合でも、
白内障になりやすい体質を持つ血統と考えられる…’

・・・といったようなことを言ってました。
(要は、EzであってもEzじゃなくても、そういう病気が出やすい
体質を、引き継いでいるんであろうってカンジでした。
そういった意味で‘遺伝の可能性’ってことですね。)

それは、大変納得のいくお答えでした。





しかし、私には、4匹の白内障の原因が万一Ezだった場合、ほかの部分に病気が出ないかという心配が残されてしまいました。
ラビットクリニックでのチロルちゃんに対するEz説が浮上してきた11月下旬以降、私はそのことを心配するあまり、不眠を通り越して睡眠障害を起こすようになってしまったのです。。。


でも心配しているだけでは、何も始まりません。


幸いりりは、ここずっと健康状態もすこぶる良く、掛かりつけの病院には通いなれてるせいか、リラックスしていて、人見知りでウサ見知りのりりも、主治医のA先生にはいつも安心して身を任せています。


私は決心をし、りり2回目Ez検査をお願いすることにしました。
先生は、私が不安に思ってそれを希望するなら・・・と受け入れてくれました。


私はその数日前に、りりのそばで‘2回目の検査をするべきか?’と考えていた時の、りりの顔が脳裏に焼きついて離れませんでした。
恐らくりりは、それを望んでいないような気がしたのです。

でも、ここでもう一度検査を行うことで明らかになることがあるのではないか?と、その日爪切りをしてもらっていたりりを待合室で待っている間に、心を決めました。


先生にそれを伝え、「りり、ゴメンね…」と言って頭を撫でて、
A先生もりりに「ちょっとだけチクっとするからね。」と声をかけ
りりを抱いて再び奥の処置室へ連れて行きました。


とてもおとなしく採血されたというりり
りり、がんばったね!エライね!」と言って、帰宅しドライパパイヤをあげると、喜んで食べていました。
その後も体調のほうはまったく問題なく過ごしてます。(^^)



それが12月9日の出来事です。





そして、その日の晩---

まさむねくんの飼い主・あやかさんから連絡がきました。

まさむねくんは『東大動物医療センター』まで行ったのですが、
(目の奥を見るための一般の動物病院にはないような
とても高度な機械があるそうです。)

そこでの診断結果の報告です。


そこでは、眼科専門の先生と、小動物専門の先生の診察を受けます。


眼科の先生による診断結果は、、、


『先天性白内障』
(*先天的な若年性白内障)

これは、聞き間違いでもなく、言い間違いでもなく
そうおっしゃられていたそうです。


そして、私が非常に注目した話が、

《エンセによる白内障は水晶体の破裂から起こるそうですが
まさむねの場合、そういう症状が見られなかったとのことでした》


小動物専門の先生も「遺伝の可能性は高い」・・・と
おっしゃられていたそうです。

(*より詳しい報告は、あやかさんのブログで)


これは、4匹の若年性白内障の原因を特定できるかもしれない
大変貴重な診断と思えました。






そして、それから間もなく、りり2度目Ez検査結果が出ました。
結果はまた、前回同様‘40倍未満’・・・『陰性』でした。
(採取した血液で一般的な血液検査もお願いしましたが、そっちも問題ナシ。)

この結果を受けても、
それでも絶対‘違う’とは言えないらしいそうです・・・。
だからと言って‘そうだ’とも言えず・・・。

本当に元々原虫がいなくて陰性なのか?、今たまたま抗体の数値が
上がっていなくて陰性を示しているだけなのか・・・?

Ez検査が信用できない意味のないものというのも
だんだん頷けられるようになってきました。。。



ちなみに、りりむくくんの白内障の状態も、
今の掛かりつけの器械で診て、
‘ひび割れなどはない’と診断されています。
(むくくんは現在眼科専門(*動物全般で小動物には強くない)に通っています。目をモニターに大きく映し出し飼い主も一緒に見れる機械だそうですが、東大の機械のほうがもっと奥まで正確に見ることができるだろう、と言われてるそうです。)


さいとうラビットクリニックの先生のEz説の浮上以降、
チロルちゃんも眼科専門でもっと詳しく診てもらうことが決定しています。(それは来年になります。)


そして、私も、
今現在のりりの白内障をもっと奥まで診てもらいたいと思い、
これまでも今現在もA先生の見解や治療に
不安を感じたことはないのですが、
とにかく、「この白内障の原因を知りたい」という気持ちを話し、
A先生にお願いして、眼科専門を紹介してもらう予定にしていました。



その話をしていた矢先、まさむねくんの‘この’診断結果です。


東大で診ていただいた小動物の先生の話では、
1個体しか診断してないので断言できないらしいといったことも
おっしゃられてたようですが、私はそれを聞いて、
りりまさむねくんと同じ状態のか?それとも違うのか?’、、、
そこで診てもらって何かがはっきりわかるなら、
行って確かめたいと考えました。


幸いなことに、移動時間も30分〜1時間で行ける許容範囲の距離です。早速A先生にお願いし、紹介状の依頼と予約を取ってもらうことにしました。

A先生も、その小動物専門の先生はよくご存知のようで、話はトントン拍子に進み、来年1月中旬以降『東大動物医療センター』の予約が取れて行くことになりました。



東大の眼科先生が言う『先天性白内障』、、、


これは私が本で読んだのですが、うさぎについては、
遺伝による白内障の‘文献’は、ニュージーランドホワイトやニュージーランドレッドという、特定の種類について書かれたものしかないみたいです。ほかの先生からも、同様のことを聞いています。
(*本来は、先天性と遺伝性はちょっと意味が異なります。)

なので、この東大の眼科の先生が『先天性白内障』と断言できるのには、何か論拠があってのことなのか、とても気になっています。
その辺もしっかり聞いてきます!





             


さて、、、

その後、『うさぎのしっぽ』さんですが、

チロルちゃんのことをうびさん宅が店に報告した後、
11月下旬に、チロルちゃんが爪切りで店を訪れて
その時に代表者が目を見て、白内障であると確認し、
あらためて、遺伝(の可能性)について認められていたそうです。

そして、ようやく事の重大さに気付いたようだった・・・と
うびさん宅から聞いています。


しかしながら、その後この問題に対し、どのような対応をされるか、
どうしていくかといったはっきりしたことは、私にはわかりません。

私は、当時、代表者様にやりとりを終わりにすると伝えましたが、ころもさんには、ほかにも同じ症状の子が見つかったり、新たにわかったことがあったら、必ず連絡をすると約束してもらったと、ころもさんから聞いてます。

しかし、あれから、何も連絡はないそうです。


私は、うびさん宅が、しっぽさんにチロルちゃんのことを連絡した後
代表者様が、私ところもさんへの最初の対応に対して
申し訳なかったと言っていたというのを聞き、
何かあれから気持ちの変化があったのではないか・・・と
少し期待を感じたのです。

そして、うびさんが店に行くにあたり、
代表者様に、何か言いたいことや聞きたいことがあったら伝えてきますよ。^^」と、声をかけてくださったので、
代表者様の今のお考えを知りたいと思い、
幾つかの質問を書き、‘若年性白内障うさぎの飼い主代表として’…と添えた手紙を、渡してもらうことにしました。

しかし、それを渡してもらった後、
文面に記載していた期日を過ぎても返事がなく、そこからさらに
1週間を過ぎた時、電話で問い合わせたところ
故意に返事をしていないことがわかりました。

そして、その電話の会話の内容は、非常にがっかりするものでした。。。


これまでずっと交わることのない並行する道を歩いてきて
ようやく目的地に辿り着いたかと思えば、
そこには高い壁があり、立ち入ろうものなら、槍(やり)が飛んでくる・・・といった状態です。

私は、あらゆることを覚悟の上で、これまで動いてきました。
その上で降りかかってくる災難は、どんなものでも受ける覚悟でいます。
しかし、自ら槍の中に飛び込んで傷を受けようと思うほど、強靭ではありません・・・


具体的なことを書けずにスミマセン・・・(T_T)

本当は、会話すべてを書きたい気分なのですが、
前に電話で話したときのことに対しても、
私が間違いなく耳にしていないことを、‘言った’と言われたりし、
とても、うびさん宅から聞いていたことと結びつかない態度に
私は完全に失望しました。

私から、この話を聞いたころもさんも同じです。

そして、せっかく声を掛けていただいたうびさんの気持ちに対しても、
このような話を伝えることになったことを、申し訳なく思います。






今、私は自らうっかり飛び込んで、つけてしまった傷を
癒しているところです。。。
そして、相変わらず眠れぬ日々が続いています。
私以外の飼い主さんたちも、
皆同じような日々をここ最近送っています。


皮肉にも、3〜4年ずっと停滞していた体重が、ここ2ヶ月ほどで
3.5kgほど落ちました(・_・;)。うびさんも、4kg痩せたと聞いています。
あとから聞いた話なのですが、ころもさんもむくくんのことが
わかったのち、生まれて初めて胃カメラを飲んだそうです・・・(ToT)


でも、

でも、


こんなことがあっても、
みんなうさぎたちの前では努めて明るくしています。


私たちが明るく元気でいることで、
うさぎたちも楽しい日々を過ごせるのですから、、、

そして、そのことにより、また私たちも笑顔になれるのです。(*^^*)



(お人形は、ある方の作品です♪またゆっくりご紹介しますね〜)



(前回ご紹介した贈り物の中から、ビワボールを…^^;)





この間もお伝えしましたが、最初の若年性白内障うさぎりり
そしてむくくんも、今のところ進行は見られません☆

チロルちゃんも、まさむねくんも、この先進行がないことを
ほかの血縁うさぎさんたちに、この病気が出ないことを
願ってやみません。。。



そして、りりたちの白内障発覚時から、
ずっと成り行きを見守ってエールを送ってくださっている皆様には
あらためて感謝を申し上げます。

今、こうしてブログに書いていることが、きっといつかたくさんの
うさぎたちのお役に立てる日が来れば・・・幸いに思います。(*^^*)


ぶっちゃけ何度もいっぱいいっぱいになって、
溢れそうになった水を、引き上げてくれた親戚の皆さん、
本当にありがとう


またりりたちの話は、来年りりが『東大動物医療センター』に行ったのち、ご報告させていただきますね。(*^^*)






最後になりますが、
私が今、一番「うさぎのしっぽ」さんに望むことは、

この兄弟うさぎたちが同時期に若年性白内障となっていることを
店側から公表し、原因の究明、そして治療法を
誰が見てもすぐわかるところに掲げてほしい・・・ということです。
そして、もし、今回のことで責任を感じ、何か調べているのであれば、
どのように動いているのか、経過なりなんなりを
直ちに開示してほしいです。

表立って動きが見られない限り、
私たちがこうしている間にも、またどこかで若年性白内障うさぎと
それを不安に思う飼い主が現れるのではないかと、
心から心配しています。


りりたちの家系図に載っている、繁殖に使われた血縁うさぎの情報は、たまたま、りりの家系図から辿って集まったものに過ぎません。
そして、公開している世代も限られた物です。
同じ血を引くうさぎたちがどれだけいるのか、実際私たちは知る由もありません。


私たちも今も尚、迷っているのです。
そして、同じ症状のうさぎが増えるに連れ、その迷いの選択肢が増えているのです。






りりたち4匹の若年性白内障に限らず、
原因不明の病気で苦しんでいる飼い主・うさぎたちはたくさんいます。
りりむくくん、チロルちゃんの記事以降、私のところには、愛兎が遺伝や母子感染と思われる病気で辛い思いをした飼い主さんからの体験がたくさん届きました。


命を管理する側は、本当にこのことを重く受け止めてほしい・・・
これから先、飼い主たち、動物たちが苦しむことのないよう
このようなことがもう起こらないようにしてほしい・・・

そう強く願います。



この記事を最後まで読んでいただいた皆様、
本当にありがとうございました。m(_ _)m




●2月3日・・・「東大動物医療センターでの診断
(+出身店の話)







さぁーて、いよいよお待ちかね


『第1回・ギャップ顔写真コンテスト』

(※詳細はこちら

12月29日より、投票の受付を開始いたします!ヾ(^▽^)/

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果たして栄冠は誰の手に



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