『第2回・ギャップ顔写真コンテスト』
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♪ ソー は 青い空〜
♪ ラー は ラッパの ラ〜
♪ シー は 師走の シ〜
・・・ってなワケで( ̄▽ ̄;)、頭のほうは‘書く脳’モードに
なかなか切り替えれなかったりするんですが、
今回もニコちゃんの今年の治療・通院のレポートの
続きを書きます!
(2日前の通院後のニコちゃんです)
その前に、、、
前回の記事に、たくさんのコメントをありがとうございました!(*^^*)
気持ちにプラスになるメッセージばかりで、本当にうれしかったです。
私も、皆さん&皆さんの愛ウサちゃんたちが
健やかに過ごせることを、ずっと願っています。
(*今回の記事は、前回の記事からまず読んでください。)
ニコちゃんの白内障は、
のちに、エンセファリトゾーン症(*以下 Ez)の症状は
見られないということがわかりましたが、
白内障が見つかったその日に、血液検査とあわせて
Ezの検査をお願いしました。
Ez検査は、発症していない時の検査は
やってもあまり意味がないと聞きます。
ニコちゃんの場合は、はじめは白内障が何が原因してるか
わからない状態だったこともあり検査をしてみました。
Ezについて、以前からよく見聞きしていた話で、
うさぎの7割が感染している・・・と
思っている人が結構いるようなんですが、
コレってちょっと都市伝説的な話なんですね。(・_・;)
データが出ているのが、‘限られた枠の中’で検査を行った
うさぎによるものなので、これが、世界や国内全体の
うさぎの7割というわけではないそうです。
ここ↓のページにより詳しい説明がされていたので、リンクを貼っておきます。
http://www.vets.ne.jp/faq/mobile/slant002.html
(ページの日付が古いですが、ここ1年以内に
私が聞いた獣医師たちの話とさほどズレはないです。)
ただ、実際の話、掛かり付け先生のお話によると、
検査をすると、陰性以外の結果が出ることが、一番多いんだそうです。
ニコちゃんの場合ですが、
数日後に出た結果は、『40倍』でした。
40倍というのは、疑陽性(40倍〜160倍)の一番低い数値です。
昨年のりりたちの、白内障=Ez疑惑が浮上した頃に
上に書いたような話をさんざん聞いていたので、
ニコちゃんが40倍と聞いても
「あー、そうなんだ〜」ぐらいにしか思いませんでした。
たぶん、なにも知らなければ、
「えっ!もしかしてEzかもしれないのっ?どうなのっ?!
うああああああ!!!」
・・・と、ものすごくアタフタしていたと思います。( ̄◇ ̄;)
⇒昨年の話も、よかったら読んでくださいね。
さて、
疑陽性だった場合ですが、抗体の変化を見るため
2〜3週間後に、再検査を行うことが勧められています。
もし、Ezと疑わしい症状がある場合、
この抗体価が上がると、犯人がEzである‘可能性’も上がるわけです。
で、結果が変わらなかったり、下がったりする場合は
その可能性も下がる(※でも断定はできない)・・・ってなカンジです。
でも、再検査前に、症状がEzと疑わしいorわからない場合は
その時点で駆虫薬をスタートさせるといったケースが多いようです。
ニコちゃんの白内障の場合、
最初からEzの症状ではないかもしれない・・・というカンジでしたが
東大での検査を待つ間、3週間という期間があったので、
念のため可能性も考慮し、駆虫薬(フェンベンダゾール)の投薬を開始し
そのあとで、再検査することにしました。
(※この駆虫薬を飲んだとしても、もしEzによる白内障だった場合、
その診断の妨げにはならないということも確認した上で。)
駆虫薬の投薬期間ですが、昨年、お話を伺ったほかの病院では
だいたい2週間ぐらい飲めば駆虫できると言われている…
という話を聞いていたんですが、
実際投薬したうさ飼いさんたちの話を集めると、
この期間の判断も、病院・獣医によっては
1ヵ月だったり、2ヶ月だったり…と異なっている印象です。
駆虫薬は、特に体に問題ないとは言われているようですが、
やはり体質によるところもあるようで、あまり長期に飲むと
肝臓などに影響があったという話がある…というのを
耳にしたことがありました。
ニコちゃんですが、
まず2週間投薬し様子を見た上で、体に問題がなければ
さらに2週間続けましょう・・・ということになりました。
この投薬の途中で、東京大学動物医療センターの検査で
ニコちゃんの白内障が、‘Ezの症状は見られない’ことを確認しましたが、2度目のEz検査に挑む前に
もらった薬は、なくなるまできっちり飲みました。
フェンベンダゾールは液体なんですが、それを計りながら飲んでいたので、出されたぶんが完全になくなるまで、結局、約5週間投薬しました。
シリンジ好きなニコちゃん。
(これは現在の別の投薬中の写真。喜んで飲むので、スゴイ助かる…)
中身が薬なのに、それを隣で、うらやましそうに見てるりり。
そして、4月上旬---
2度目の検査・・・
結果は、なんと、またしても『40倍』。
んんん?変わらず。。。
1ヵ月以上薬飲んだのに、下がらないのかぁー
…と思いたいところですが、
掛かり付けの先生がおっしゃるには、
この結果は、いくら投薬を続けても、検査しても
ずっと変わらない子もいるんだそうです。
その話を妙に納得してしまったのは、私自身が
それを裏付ける前例を知っていたからです。
うさ友さんの、ネコさん宅のうさ吉くん。
カレは、‘斜頚’がきっかけで、Ez検査をし、結果が『40倍』。
その後の治療で、斜頚も落ち着き
フェンベンンダゾールは‘2ヵ月’飲んだそうですが、
再検査結果のほうは、『40倍』で変わらなかったそうです。
うさ吉くんは、2ヵ月という期間の投薬でしたが、
掛かり付けの先生の当時の見解とネコさんから聞いたお話によると、
「(斜頚の原因がエンセだったと仮定して)(←ここ重要)
原虫(成虫)は1ヶ月で駆除されるけれど、卵として残ったものが
ふ化した場合駆除にさらに1ヶ月かかる」ということで
念のため2ヶ月の投薬でした。
またお薬が効いたとしても血液検査上は抗体として残るため、
40倍という数値が出るとのことでした。
・・・だそうです。
(※ネコさんのご協力・ご承諾の元、ご提供いただいたお話を
書かせていただきました。情報ありがとうございました!^^)
ニコちゃんは、白内障にEzの症状がなかった上に、
検査上ほかに異常もなく、何か発症しているというわけでもなかったので、2回目の検査結果が、初回と変わらなかった段階で
それ以上投薬する必要がない…ということで
投薬は終了しました。
エンセファリトゾーンに関する通院はここで終了です。
もし仮に、元々感染があったとして(キャリアだったとした場合)、
駆虫に必要と言われている期間以上の投薬は行ったので
ひとまずは安心しておいていいのかな、と思います。
ただし、昨年から獣医さんたちにいろいろと話を伺って
Ezは今も、謎の多い、曖昧な部分が多いといった印象なので
ここで絶対安心ってこともないかもしれません。
なんせ、2回、‘40倍未満’(陰性)の結果を受けたりりでさえ
白内障についてはEzではないとわかったものの、
Ezに絶対感染してないと言えるかどうかは、昨年の話の中では
はっきりわからないといったカンジでしたから・・・
ちなみに、2008年5月のりりの検査時
検査機関のモノリスさんの結果報告書の説明は、
・・・だったのが、
2009年の2月時は、こう変わっています。
(※こっちはニコちゃんの結果報告書)
‘40倍未満’でも、「感染は考えられないよ〜」と言いきってないし、
陽性と言われる‘320倍以上’でも
「疑わしい症状がなければ、
感染してるかどうかは、はっきり言えないなー」
ってカンジでしょうか…
うーん、、、曖昧。( ̄_ ̄;)
Ezに関しては、獣医さんたちの間でも
刻々と変化しているように感じます。
今、私が書いていることは、2009年の春までに起こったことです。
もし、愛ウサちゃんの病気の症状にEzと疑わしき不安を感じた時は、
ぜひとも、小動物に詳しい先生の‘現在の’ナマの声を聞くことを
おすすめします。
かつては、私も漠然と
Ezは恐ろしいものというイメージを抱いていましたが、
今は、発症さえしなければ、そんなにコワイものといった
イメージはなくなりました。
もし発症があった場合でも、
普段から、ウサたちのちょっとしたサインを見逃さなければ
Ez‘かもしれない’病気に対しても、早急に対処することができます。
すぐに治療を始め、それで大事に至らなかった子たちが
私のウサ友さんのうさちゃんたちにもたくさんいます。
Ezに関係した病気に限らず、
それはどんな病気に対しても言えますよね。(^^)
いろんなウサ友さんたちの経験を参考に、
私も、普段からうさたちの発するサインを見逃さないよう
これからも気をつけていこうと思います。
(発信しすぎて、宇宙人にさらわれないようにね〜・笑)
こういった話を見聞きすると、うちの子はどうなんだろう??と
心配になる飼い主さんもいると思いますが、何かきっかけがないと、
検査はする機会ってなかなかないかと思います。
一生そこに関わらずに元気に暮らす子もいるし。。。
でも、ある日突然、
「もしかして、コレってEzかもしれない!」・・・と、なった時に、
多くの方が慌てている様子を、今年も幾つかのブログで見ました。
私も、昨年眠れぬ日々を過ごしたので、
その時の気持ちが、わかりすぎるほどわかります。。。(T_T)
そんな状況になった時のために、お役に立てるかわかりませんが
ここから、私の経験を踏まえて、
もし、そういう状況になった時の心構え的なことを
チョロっと書いておきますね。
冒頭にも書いたように、
発症していない時のEz検査はあまり意味がないそうだし、
もし、疑わしき病気が起きた時も、陰性以外の結果が出ることが多い
という心構えで検査に臨めば、気の持ち方も変わってきます。
結果如何によっては、不安を引きずることもあるかもしれませんが、
そこはまず落ち着いて、うさぎ・Ezに詳しい先生にじっくり相談
一番大事なのは、その起きている病気に対して
適切な、するべき治療をきちんと(早急に)行ってあげることだと思います。
こういったことも、これまでのことがあった今だから
書けるけど、私も、Ezに対して漠然とした不安を抱えていた昨年までは
ずいぶんと情報に惑わされました。。。( ̄▽ ̄;)
こうやって私が書いている内容も、読む時期によっては
すでに古い情報になってる可能性だってあります。
とにかく、‘現在(いま)’の情報を知ることが大事です。
我が家は、屋外に連れ出すことや
他ウサちゃんとの接触も度々ありますが、
Ezについては、ほとんどの子がキャリアだぐらいに思っとけば
気もラクです。
ほかにも、コワイ感染系の病気はいろいろありますから
そこは、しっかり気をつけて、我が家から外に発することがないよう
今後も日々の健康管理をしっかり行っていきたいと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。(*^^*)
今年も残すところ、あと僅か。。。
どうも、文章を書く集中力が保てない日々になってるので(^^;)、
ニコちゃんの現在の通院レポは、間にユル〜〜いネタを挟みながら
書いていこうと思います。
(コレって、下ネタかしら?… ̄_ ̄)
クリスマスネタはこっちでね
りりちゃん&ニコちゃんに、メリークリスマス!
まだまだがんばってるニコちゃんに・・・
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