昨日の午後、
‘ピンポーン’と玄関のチャイムが鳴りました。
「京葉ガスです。ガスの復旧工事が終わりました。
今日からガスが使えます。
おうちの外と中のガスの安全確認をしたいので…(*以下略)」
えっ!マジ!?
もう、今月の復旧には期待してなかったので、
突然の知らせに、かなりビックリしました。
(毛布をかぶって節電に協力中のりり)
ガス栓が開いていることを確認し、
京葉ガスの方が、コンロのスイッチをON。
‘ボボボボボー’っと、炎があがった瞬間、
思わず、
「ついたー!!」…と、懐かしの‘たま’の『さよなら人類』の
ドラムの人の掛け声のごとく、声をあげてしまった…
18日ぶりの、ガスコンロからの炎との対面。
文明開化の音さえも、聞こえたような気がしました。
(※ガス使えない時には、‘カセットコンロ’という手もありますが、
うちでは、使い慣れてないこともあり、使ってませんでした。)
でも、こみあげた嬉しい気持ちは、ほんの束の間。。。
ふと我に返ります。
まだ水が出ないから、お風呂沸かせない・・・
(※うちのは給湯機が使えないと追い炊きができないタイプ)
下水がアウトなので、流す水を制限されているため、
余計な生活排水流せない・・・
(=要は洗い物増やすような調理ができない)
床暖房も、温水式なので使えない・・・
そして、素直に喜ぶことができないのは、
まだこの地域全域で、ガスの復旧工事が終わってるわけではないから。
残されている、上水道・下水道の復旧も
いつになるかもわからない状態。
東日本の被災地の中で、まだまだ、電気・ガス・水道のライフラインが
断たれている世帯がたくさんあります。
そのことは、常に頭の中にあります。
被災地のすべての世帯のライフラインが完全に復旧して、
その時に、はじめて「よかった」と喜びたいと思います。
とりあえず、今まで電子レンジや電気ポットで沸かしていたお湯を
ガスコンロで沸かすことで、少しまた節電に繋がるかな。
ガス復旧後、コンロで沸かしたお湯でコーヒーをいれ、
この便利さを噛みしめました。
(ここ数日は、500ml以内まで飲水量の節水成功(?)のニコちゃん)
復旧まで、毎日全力でがんばって作業をされていた京葉ガスの皆さん、
本当にありがとうございました。
ご心配していただいた皆さまに、ひとまず
ガスが復活したことを、ご報告させていただきます。m(_ _)m