先日の、夜間救急病院へ行くまでの出来事…
28日アップの『その日のこと 《前編》』、本日1回目にアップした《中編》
の続き、、、最後の《後編》になります。
ロングレポ に、最後までお付き合いいただいた皆様、
どうもありがとうございました。m(_ _)m
(今までは、治療にかかった病院名は特に公表していませんでしたが、今後、近隣のうさ飼いさんたちの万一の際に、お役に立てれば…と思いまして、今回実名を書いています。)
2時45分過ぎ
リビングに行くと、りりはまだメッシュトンネルの中で
丸くなった状態でした。
おそらく、ずっとその姿勢のままだったと思います。
夜中に変えたトイレには、オシッコも●もしていませんでした。
耳を触るとまた冷たくなってきています。
しばらく、そばで頭や体をなでていました。
3時を過ぎたころです。
りりが、その姿勢のままオシッコをしたのです。
オシッコは放射を描きケージの外にも飛びました。
一緒に●が1個落ちました。
今まで、サークルで遊んでいても、必ずケージに戻ってトイレで
オシッコしてたりり。
ケージの中なら、なおさらトイレでするはずなのに。。。
メッシュトンネルの中でなんて、今まで見たこともないのです!
もしかして、、、
動けないぐらい、しんどいの??
そんなりりの姿を見て、ただ事ではない!と感じ、
もう朝まで待てない、、、と思いました。
『行徳どうぶつ病院』(※以下「G病院」に略)の診療医のことは、明日電話してみないとわからないし、G病院も『刈谷動物病院』(※以下「K病院」に略)も距離的に時間がかかるのは同じこと。
(G病院も、たぶん車で20分前後。)
遅かれ早かれ病院 には行くんだから・・・
私はすでに薬のことで後悔をしているんだから、ここでまた判断を誤って後悔をしたくない!
・・・そして、K病院へすぐ電話。
「今診てほしいので、今から行きます!」
パパは寝ていましたが、突然居なくなると驚かれそうなので、一応声をかけました。
普段なら絶対パパに車を出してもらうんですが、朝仕事に行かなきゃならないのと、朦朧とした頭で運転して何かあってもいけないので、一人でタクシーで行くことにしました。
パパも起きてきて、病院のHPのマップを見ながら、行き方の説明をしてくれました。
念のため、病院までの地図も大きさ別に3種類プリントアウトして用意。
着替えて、一応りりの保険証、そしてお金を多めに準備。
(電話でも事前に夜間診療費の説明は聞いていました。)
タクシーを呼ぶと5分以内にやってきました。
もうこの時には、今何時だとかわからなくなっていました。
家を出たのが、逆算すると、3時30分〜40分ぐらいだったと思います。
パパは、かなり不機嫌になっていました。
薬のこともあり、家の中には夜中から冷たい空気が流れていました。
私は「りりに何かあったら、全責任は自分が取る!」
と言って、家を出ました。
そう言ったあとに、りりの命を前にして、「全責任」という言葉の
なんと軽いことかと思いましたが、、、
その時は、どんな罰だろうがすべてを受け止める覚悟でいました。 ====
深夜で道は空いていましたが、やはり少し迷ってしまい、
30分弱で病院 に到着。
緑色の大きな看板が煌々と光っていました。
中に入ると、待合室は広く、まるで人間が行く病院のような印象です。
問診表に記入後、すぐに診察室へ。
まず、受付にもいた助手のような男性が、体重と熱を測ります。
そこでは、診察台そのものが、体重計になっています。
「体重・・・1.35kg」
そして、お尻に体温計を・・・
「37.5度。正常です。(…と言ってたと思う)」
掛かりつけの『今川どうぶつ病院』(※以下「I病院」に略)では
熱を測ったことなかったので、初めてのことにちょっと驚きました。
そして、
「しばらくお待ちください」と男性は去っていきました。
りりは、初めての場所、人、事に、相当緊張しているのか、
驚きの表情で、今までに聞いたことのない音と速さで
歯をココココココ…と鳴らし続けています。
「りりちゃん、大丈夫、大丈夫だよ。。。」
なでながら、ずっと話しかけていたら、少し落ち着いてきました。
その後、担当医の女医さんが入ってきました。
どうも、りりはパパ以外の知らない男の人がニガテなのか?…
I病院も女医さんでリラックスしてるようなのですが、
このK病院の女医さんの前でも落ち着いていました。
聴診器で胸の音を聞きます。
「正常ですね。」
お腹を触る。
「動きが悪くなってますね。」
ここで本来なら、この病院では必ずレントゲンを撮るそうです。
(電話でも、初診の場合必ず撮ると言われていました。)
I病院では触診だけ、よほどのことでないとレントゲンを撮らないようだと告げると、少し驚かれていました。
ただ、これまでの過去のうっ帯の治療と、7月にレントゲンを撮ったこと、当日の治療の内容、現在までのりりの状態で、
今はレントゲンを撮らなくても大丈夫でしょう…と言われました。
そして、腸を動かす注射を打ってもらいました。
診察室での時間が経つとともに、りりの動きも良くなってきました。
先生は、移動と興奮したせいだろうとおっしゃっていました。
キャリーに戻すと、いきなり敷き藁にしていた牧草を1本食べました。
先生が「これは?」と指さしたところを見ると、どうやらタクシーの中で
来る途中やったようで●が4個落ちていました。
「経過は良さそうですね。たぶんこの様子だと大丈夫だと思いますが、
夕方頃にまだおかしければ、レントゲンを撮りましょう。」
薬については、
「『夕食』のことでよかったと思いますよ。
ただ、皮下点滴は、水分やビタミンなどの栄養を皮膚の下に送り込むものなので、もしそれに、腸を動かすものが入っていなければ、病院からの帰宅後すぐに薬を飲んでもいいぐらいなんですが・・・。(※皮下点滴の説明は多少ニュアンスが違うかも…)
(皮下点滴の内容が)どっちかはわかりませんが、病院の説明も不足していたようなので、気にすることはないですよ。」
といったことを、おっしゃってくださいました。
これを聞いて、少し気持ちが救われました・・・。
それでも、やはり、その場でちゃんと確認しなかった自分が悪いと思ってしまう性分であります。。。
翌日、G病院に電話して「「夕」は『夕食』でいいんですよ。」と聞いても、時間を忘れりりの食欲があった時に薬を飲ませられなかった点は、
ものすごく…ものすごく反省しています。。。
診療が終わったのが
4時50分ぐらいでした。
よかった。。。一刻を争う事態じゃなくて。。。
でも、りり、ゴメンね・・・こんな目に遭わせちゃって。。。
先生は
「朝まで待っても大丈夫みたいでしたね。」と言ってくださいましたが
その日は掛かりつけが休診なことと、後悔することになったらイヤだから・・・と告げると、
笑顔で納得されていました。
帰りのタクシーの中で、外がうっすら明るくなるのを見ながら、
緊張がほどけていったのを覚えています。
これが夜間救急病院へ行くまでと、診察の全容です。
帰宅後 ---
5:15ぐらい
りりはすぐにまたメッシュトンネルに戻りました。
私は結局、あの後寝れませんでした。。。(眠れなかった)
そして、、、
9:47
りりがメッシュトンネルから降りてくる。
トイレでおしっこ、小さめだけど●を28個する。
9:59
再びメッシュトンネルへ
フルハウスに置いてあげた牧草を2本ほど食べる。
その後、午後になって、食べる回数、トイレの回数も増え
元気も徐々に戻り、現在に至ります。
↑当日夜のりりの様子↓
一応、この日の夜間診療のことは、当日G病院に連絡し、
偶然出勤していたりりと私のことを知ってるI病院勤務の人(※担当医ではない人)に報告。
飲み薬がなくなったら、また診察に行くことになっています。
ご参考までに・・・
K病院の夜間のお会計は、実際の診療費に関わらず
預かり金として、まず20,000円を支払います。
そして、翌日以降の清算になります。
(今回レントゲン撮らなかったので、思ったより安かった…)
この日乗ったタクシーの運転手さん、すっごくいい人!
病院に到着後、一度清算をし、
診察の間待っててくれたんです!
診察にかかる時間がわからないので、一度お断りしたんですが、
もう今日はこのあと帰って寝るだけだから・・・と。
40分ぐらい待っててくださったんです〜!(T▽T)
お粗末ですが、缶コーヒーとお茶(病院の自販機・笑)で
微々たるお礼をさせていただきました。(^^;)
世の中まだまだ捨てたモンじゃないです〜♪
ホントに感謝!感謝!感謝!
りりと私を応援してくれた皆様にも
感謝!感謝!感謝!