りり、まだ完全に大丈夫とは言い切れないのですが、
峠は越した感であります
皆様、たくさんのご心配、励ましのお言葉ありがとうございました!
今朝のりり。野菜を目の前にウロウロ。
先日の、夜間救急病院へ行くまでの出来事を書きたいと思います。
(*長いので、「前編」「後編」と2日に分けます。)
(今までは、治療にかかった病院名は特に公表していませんでしたが、今後、近隣のうさ飼いさんたちの万一の際に、お役に立てれば…と思いまして、今回実名を書いています。)
りりの様子がおかしいことに気付いたのは、
夜間救急へ行く約20時間前の
26日の朝(7時半頃)でした。
(*先に書いておきますが、この日午前中1度診察を受けています。)
ペレットや大好きなサプリメントに口を付けず、元気がないこと、
トイレの●が夜中から増えてないことで、すぐに
「また、うっ帯(食帯)を起こしているな・・・」と思いました。
‘また’と言うのも、りりは今年に入ってすでに3度、
うっ帯を起こしていたからです。
《 記録記事・・・1度目(2月18日、25日)、2度目(4月12日、13日)》
3度目は、私がブログ更新をお休みしていた時期で、7月23日。
6月頃からダラダラ換毛が続いていたのですが、ピークもかなり過ぎ
落ち着いてきた頃でした。
これといった原因も思い当たらず、さすがにこの時は、
「なぜ、りりはこんなにうっ帯を起こすのか」と疑問に思いました。
かかりつけの先生も、ほかの病気(腎臓など)のことも思慮し、レントゲン(前2回は触診のみで撮ってない)と、血液検査を行ってくれましたが、ガスも溜まってないし、血液にも異常は見られませんでした。
(もちろん、前歯奥歯も見ています。)
もう先生から何度も聞いていますが、特に小動物は、些細なストレスが引き金になり腸の動きが鈍くなったり止まったりするそうです。
なので、特に換毛時などは、予防できることはしっかり行い、ストレスに感じるようなこと(爪切りに行ったりとか、無理な抱っこなど)はしないようにしてたのですが、飼い主の計り知れない部分でストレスを感じることがあったのかもしれません。
もしかしたら、ニコが来たことも関係しているかな・・・
と感じたり。。。
(ニコの相手をしていると、明らかに普段とは違うまなざしで見ていることがあるんです。。。これについても、なるべくりりの視界に入らないよう、気をつけてはいるんですが…)
今朝、(りりが食べなかった)チンゲン菜を初めて食べるニコ。
しかしながら、今まで、ちょっとした変化でもすぐに病院に行っていたので、特に重症に陥ることもなく、注射と薬で早い回復を見せていました。
そして、今回も、その日の午前中、
すぐにかかりつけの 『今川どうぶつ病院』(※以下「I病院」に略)へ。 ==== 電話をすると、ちょうど混んでいたようで、少し間を置いて
10時半頃伺いました。
今回のりりの状態は、まったく何も食べなかったわけではなく、一応大好物のバナナをスライスしたものを1切れ食べ、いつもの元気がないながらも毛繕いをする様子が見られました。
夜中にした●は形の揃った大きなコロコロ100個ぐらい、朝もオシッコをしていました。
前回(7月23日)の朝は、息も荒げに苦しそうで、今にも呼吸が止まるのでは?といった感じだったので、それに比べると、かなりマシな様子でした。
結局到着後、待合室で1時間弱待つことになりました。
待っている間のりりも、かなり余裕の表情でした。
I病院は、うさぎ専門ではないのですが、先生が小動物に強いということもあり、これまでに待合室で犬・猫以外に、うさぎ、モルモット、プレーリードッグ、鳥などに遭遇しました。
その日も、りり以外に、うさちゃんが来ていました。
飼い主さんと少しお話をし、お住まいを尋ねると、隣の‘市川市’からとのこと。だったら、I病院の姉妹病院の『行徳どうぶつ病院』(※以下「G病院」に略)のほうが近いのでは?と聞くと、G病院はうさぎを診れる先生がいないから…と返答が。
その日の午前中にたまたまうさぎに強い先生がいなかったのか、それとも常勤していないのか…?詳しく聞こうと思ったら、その人は受付でお会計に呼ばれ、帰られてしまいました。
(実はこの時の会話が、私のその日の夜の行動を決定付ける
1つの鍵になります。)
11時半過ぎ
りりの順番になりました。
触診で、やはり腸の動きが悪く、朝バナナスライス1切れ以外何も食べてないのに、お腹がパンパンになっている---。
この日、お腹以外のことですが、今回具合が悪くなってしまった要因の可能性も考えられる‘あること’がわかり、その処置も受けました。
(それについては、またさらに長くなりそうなので、別記事で書きます。)
いつもは腸を動かす注射を打ってもらってたのですが、この日はりりの状態を見聞きした先生の判断により、皮下点滴を行いました。
皮下点滴は打った場所(背中)が、腫れたようになりますが、成分が皮膚に吸収され5〜6時間で元に戻ります。
皮下点滴と、‘あること’の処置を受けた後のりりは、診察台の上で、
キャリーに入れていた牧草をポリポリ食べ出しました。
「あれ?!りりちゃん、もう食べてる!(゜▽゜*)」
予想外の早い回復に驚き、飲み薬を受け取って、
帰宅。
この時、
正午を過ぎていました。
ケージに戻ったりりは、早速トイレでオシッコと、普段の大きさと同じ●を3個しました。
そして、軽く牧草を食べています。
午後2時頃
覗いてみると、エサ入れに入れておいたブロッコリーの葉付き茎1本と、アリメペットとアクティブエンザイム各1錠(いずれもサプリ)が、なくなっていました。
18時半頃
空中メッシュトンネルで、上に置いてあげていた牧草を食べるりり。
21時頃
ペレットは少量減ってるように見えるが、ほとんど食べてない印象。
でも、乾燥キャベツは喜んで食べる。
アリメペットとアクティブエンザイムを1錠ずつ食べる。
トイレの●の数も、形は小さいながらも、増えている。
21時半頃
牧草フィーダーに顔を突っ込んで食べるりり。
ケージ越しにカメラを向けると、いつもの表情で寄って来る。
動きや顔だけ見てると、まるでいつものりり。
--- その時までは、このまま順調に回復していくのだと思っていました。
こんなことに慣れてはいけないのですが、過去のうっ帯看護経験により、その状況に慣れが生じていたのか、今まで起こしたうっ帯の時よりも、早く食欲が戻ってきたこと、早く●をしていたことで、飼い主にも、どこか油断の気持ちがありました。
まさか、このあと事態が急変するとは、
予想だにしていなかったのです。
《後編》へつづく